99年前の手造り「屋外運動場」

「屋外運動場」とは:
 阪田七蔵さんが大正十三年三月三十一日に山横澤村の尋常高等小学校に赴任して、「村内隈なく探し求め、漸く学校より一km半位」の所に、「学校長と青年団を動かして農閑期を利用して青年団と村民の協力を得て、山を削り谷を埋めて観覧席をトラックの中に求めるという、異例な山村ならではの特殊な一周二百米と百米直線コースを持った競技場が大正十四年七月完成した。」[「遺芳 故 阪田七蔵遺稿集」(七蔵長男 利典、同次男 晋二、利典次男 和典著 Amazon Kindle)より]という。
 その発見の経過はこちら(投稿カテゴリ「7zogrnd」)

 写真A写真Bは、2021年に探し当てたときの「屋外運動場」です。写真Cは2023年12月にドローンで撮ったもので、真ん中の「観覧席」を写真上側から下側を見たのが、写真Bの左側の藪です。草ぼうぼうだったのが写真Cではそれがきれいに刈られていました! ずっと森状態だったと思われますが、急にどうしたことか謎です…。
 写真Cを上側から下側にドローンで俯瞰したのがページトップの写真です。 

 写真Dは2021年に探し当てたとき、写真Eは2024年4月にドローンで撮ったものです。こうして並べてみると百年の時の流れが感じられます。
 
 

VideoA

 VideoAは2021年発見から1か月後にドローンで撮影したものをようやく編集してみました。
VideoBは2024年4月に撮影しました。

 写真D写真Eと合わせて、99年前の七蔵さんや関係の皆さんの苦労の様子、竣工後の競技会・運動会の子どもたちや地域の方たちの歓声が伝わってくる気がします。

※背景の音楽
VideoA: Wistful Sunset, VideoB:Manifest Destiny

VideoB

⇒ドローン写真

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